今日は「保育士さんが感じる『楽しさ』」についての論文を解説していきます!
「仕事がしんどい……」って思ってる保育士さんも、これを読むと「あ、自分のこの気持ちって大事なんだ!」って思えるはず。
それじゃあ、いってみよう!
今回紹介する論文
「保育実践における『楽しさ』の構造に関する探索的検証~若手・中堅保育者の語りと勤務継続要因の分析」 (松本恭平氏:桜花学園大学保育学部研究紀要 第33号 2026)
結論から言うと、この論文は「保育士が『楽しい!』と感じる心の中を解剖して、それがどうやって『仕事を続けよう!』というやる気に繋がっているのか」を調べたものなんだ。
1. なんで「楽しさ」を調べるの?
保育士の仕事って、ぶっちゃけ大変だよね。
人間関係、業務量、責任の重さ……。
でも、そんな中でみんなを支えているのは、やっぱり「楽しさ」っていうポジティブな感情なんだ。
これまでの研究でも、
- 子どもとの関わりで心が動くこと
- 同僚と関わる中で「楽しさ」の意味が変わっていくこと が大事だって言われてきた。
でも、「経験年数によって楽しさがどう変わるのか?」とか「その楽しさがどう離職防止に効くのか?」は、まだハッキリしていなかったんだ。
そこを白日の下にさらそう!っていうのが今回の目的だね。
2. どうやって調べたの?
B市の公立保育施設で働く若手・中堅保育者182人に協力してもらったよ。
- ステップ①: 自由記述(アンケート)でみんなの本音を集めて、付箋を並べ替えるみたいに整理した(KJ法)。
- ステップ②: じっくりインタビューして、「楽しさ」がどんな構造になっているのかを分析した(M-GTA)。
3. この論文のココがすごい!
僕が読んで「おぉ〜」と思ったポイントはここ!
①「楽しさ」は単なる娯楽じゃない
保育士さんが感じる「楽しさ」って、ただ「面白い!」だけじゃなくて、「自分の専門性が高まった!」という実感とセットになってるんだ。
② 経験年数で「楽しさ」が進化する
- 若手: 子どもの反応がダイレクトに嬉しい!
- 中堅: 「自分の関わりによって、クラス全体や子どもの未来がこう変わった」という、より深い構造的な楽しさに変わっていく。
①若手保育士さんの「楽しさ」
キーワード:目の前の「できた!」と「共感」
若手の頃は、とにかく必死!
だからこそ、子どもからのストレートな反応が一番のガソリンになるんだ。
- 「仕掛け」がハマった瞬間:
- 「絶対ウケる!」と思って練習した手遊びで、子どもたちが目をキラキラさせて「もう一回!」って言ってくれた時。
- 名前を呼ばれる幸せ:
- 最初は泣いてばかりだった子が、朝、自分を見つけた瞬間に「あ!先生!」と駆け寄ってきてくれた時。
- 「初めて」の立ち会い:
- 昨日まで歩けなかった子が、自分の前で一歩踏み出した。その感動を保護者に伝えて「一緒に喜べた」瞬間。
【OceanHopeの視点】
若手にとっては、「自分が必要とされている実感」がそのまま楽しさに直結しているんだね。
②中堅保育士さんの「楽しさ」
キーワード:点と線がつながる「プロの視点」
経験を積むと、ちょっとやそっとのトラブルでは動じない。
楽しさの質が「深み」を増してくるんだ。
- 伏線回収の楽しさ:
- ケンカばかりしていたA君とB君。あえて直接介入せずに見守っていたら、自分たちで折り合いをつけて遊び始めた。「あぁ、見守っててよかった……!」という戦略的な達成感。
- 行事の裏側にあるドラマ:
- 運動会当日が楽しいのはもちろんだけど、そこに至るまでの数ヶ月で、クラスがバラバラの状態から一つにまとまっていく「プロセス」そのものに面白さを感じる。
- 後輩の成長も自分の喜び:
- 悩んでいた後輩が、自分のアドバイスをきっかけに笑顔で保育している姿を見た時。「チームで保育する」楽しさに目覚めるフェーズだね。
3. 「楽しさ」を勤務継続につなげる具体策
論文では、この「楽しさ」を言語化(言葉にすること)が大事だって言ってるんだ。
仕事がハードでも、「楽しさの構造」を自分で理解できている人は、燃え尽きにくくて仕事を続けやすい。
つまり、「楽しさを言語化すること」がキャリア支援になるって示唆してるんだ。
- 連絡帳が「楽しさの記録」に:
- ただの報告じゃなくて、「今日こんなに笑ったんですよ!」と書くことで、自分自身のポジティブな感情を再確認する。
- 休憩時間の「推し」トーク:
- 「今日のうちのクラスの〇〇ちゃん、マジで可愛くないですか?」と同僚と推し活(?)のように語り合う。これが心のデトックスになる。
まとめ
若手は「子どもとの1対1のライブ感」を楽しみ、 中堅は「クラス全体のストーリー作り」を楽しむ。
「楽しい」の種類が変わっていくことを知っていれば、「最近、昔みたいな新鮮な驚きがないな……」と悩んでいる中堅さんも、「あ、自分はステージが変わったんだ!」ってポジティブに捉えられるよね。
「楽しい」は最強の福利厚生!
これを意識するだけで、仕事の景色はガラッと変わるはずだよ!
以上、OceanHopeでした!
皆さんの身近な事例も、ぜひコメントで聞かせてください!



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