都筑区の監査では、園で扱う現金の管理に不備があり、帳簿で使途が追えないという『お金のブラックボックス化』が指摘された園が確認されています。
保育園に支給される補助金や保護者から集める費用が、適切に子どもたちの保育環境に還元されているかという、経営の透明性に強い疑問が残る事例です。
他園でも本部への過剰な資金移動やルール違反の貸付が『改善取組中』として目立っており、経営陣のガバナンス意識を厳しく見るべきエリアです。
🚨 レベル4:最重要・即時改善(子どもの命・安全の重大リスク)
※今回の都筑区の対象データ内には、レベル4(重大な事故の隠蔽や命に関わる即時リスク)に該当する園はありませんでした。
⚠️ レベル3:安全・衛生・保育リスク(日々の保育の質に直結)
低年齢児の個別保育計画の未作成など、子ども一人ひとりの発達段階や活動実態に合わせた適切な見守り・指導の担保に課題があった項目です。
- 中川保育園(都筑区/社会福祉法人中川福祉会)
- 不備の内容: 本来なら一人ひとりの生育歴や心身の発達に合わせて細かく作るべき「1歳児・2歳児の個別保育計画」を、適切に作成していなかった。【改善済】
⚖️ レベル2:財務・ガバナンス懸念(現金の使途不明・公金の不適切運用・本部への過剰移動)
園に置いてある現金の管理がずさんで帳簿と突き合わせられない状態や、子どもたちのための補助金(委託費)をルール違反の貸付や過剰な本部吸い上げに回していたという、経営・財務の不備です。
- ピッコリーノ保育園(都筑区/株式会社ピエロタ)
- 不備の内容①: 園内の「現金管理」に重大な不備があり、何にどう使われたのかという使用状況を帳簿で確認できない状態(使途不明状態)になっていた。【改善取組中】
- 不備の内容②: 保育園の運営費(委託費)を財源とした、同じ法人内の他事業への資金貸付が、ルールである「年度内」に返済・清算されずに持ち越されていた。【改善済】
- シープ保育園(都筑区/特定非営利活動法人横浜草の実会)
- 不備の内容: 本来は市との事前協議を経て承認された金額しか動かせないルールを無視し、法人本部への「不要な(根拠のない)資金移動」を行っていた。【改善取組中】
- よこはま・もあな保育園(都筑区/特定非営利活動法人もあなキッズ自然楽校)
- 不備の内容: 過去の余剰資金(前期末支払資金残高)を法人本部の経費に充てる際、あらかじめ市に相談していた事前協議の金額(上限)をオーバーして過剰に支出していた。【改善取組中】
📋 レベル1:書類手続き・環境改善(事務的エラー)
※今回の都筑区の対象データ内には、レベル1(計算書の数字のミスマッチなどの純粋な事務ミス)に該当する園はありませんでした。


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