保育園選びをしている保護者の皆さん、そして現場で頑張っている保育者の皆さん、こんにちは。
本記事では、世田谷区にある「砧南らる保育園」の監査データ(行政の指導監査結果)を分析し、園選びの検討資料を提供しています。
監査データから見えた「砧南らる保育園」の実情
まずは、公開されている行政のデータ(R6〜R7年度)を整理してみます。
- 施設名:砧南らる保育園(世田谷区鎌田)
- 運営会社:株式会社日本デイケアセンター
- 施設区分:認証保育園
- 直近の動き:
- 令和7年度(2025年度):指導監査における指摘事項なし
- 令和6年度(2024年度):以下の2点で指摘あり(※現在は改善済み)
- 常勤の有資格者が配置されていない時間帯があった。
- 保育従事職員が一人のみ(ワンオペ状態)の勤務時間帯があった。
このデータ、どう読み解く?
令和6年度の監査結果だけを見ると、「えっ、有資格者がいない時間があったの?」「保育士1人で子どもをみていた時間があるの?」と、保護者の方なら一瞬不安に感じてしまうかもしれません。また、保育者目線でも「ワンオペになる時間帯がある現場は大変そう…」と現場の負荷を想像してしまうところです。
ですが、ここで本当に注目したいのは「その後の変化」です。
1. 指摘を放置せず、速やかに「改善済み」にしている
指摘を受けた項目に対して、園と運営会社がしっかりと見直しを行い、行政へ報告・改善を完了させています。問題が発覚した際にうやむやにせず、即座に人員配置やシフトの見直しを行った姿勢が伺えます。
2. 翌R7年度には「指摘なし」へ
改善の結果が一時的なものではなく、翌年のR7年度監査では「指摘事項ゼロ」というクリアな状態にしっかり持ち直しています。過去の不備を糧にして、運用体制を安全な方向へ立て直した証拠と言えます。
園選び・職場選びのヒントとして
保育園を探すとき、SNSの口コミや園の雰囲気はもちろん気になりますが、こうした「行政の指導監査結果」は園のリアルな管理体制を知るための貴重な客観データです。
- 完璧な園だけを探すのではなく、「課題にどう向き合ったか」を見るどんな施設でも、人員の急な欠員などで体制が崩れかけるリスクは潜んでいます。重要なのは「不備があったときにどう改善したか」「それを維持できているか」です。
令和6年の指摘を経て、体制を再構築し、令和7年にはしっかり「指摘なし」を達成した砧南らる保育園。現場の先生方や運営陣の立て直しへの努力が、この数字の変化からもしっかり伝わってきますね。
保護者の方も、求職中の保育者の方も、ぜひこうした「過去からの変化のプロセス」にも目を向けて園をチェックしてみてください!
